マクロビオティックをもっと日本に世界へ広げよう!


先日たまたま見ていた国会議会答弁で、民主党の吉村剛太郎さんの答弁に感激。
とても、大切な事を答弁されていました。
「これからの日本は、特に自然や日本の文化や伝統を大切に、をもって、世界に良い影響を与えていかねばならない」というようなことを。

当然私もそう思う。今の日本は、品格を忘れている。
日本人の謙虚さや繊細さ、優しさ、和を尊ぶ心・・・その他いろいろ。
かつて、聖徳太子が起草した十七条憲法でも、「和をもって尊しとなす」
と書かれている。

あなたの「和」とは何?

まず、漢字を見てみましょう☆
和の「禾」は「禾本科(イネ科)」。イネ科の食べ物を「口」にすると、心が和やかになるよ、という意味が「和」には含まれる。
要は、米を食べることで女性も男性も大和の徳性が育まれ、和のある「和気藹々」「平和な社会」へとなるということではないかな・・・
そこに、つまらない争いは生まれない。

そして、その言霊は「輪」。「○」
円の周りで、人々が手をつなぎ幸せになろう!という共存共生、循環の思想を表している。
これって、日本の国旗にも表れているのではないでしょうか・・・
日本は元々、三角ピラミッドの思想よりは○円の思想だったようなイメージだわ。

もう一つ、「環」。
「環境」。
様々な有機物との繋がり。作り手がいて、八百屋さんがいて、消費者がいて、それ以前に「大地」や「雨」や「風」や「大自然」との深いつながりの中で私達は生かされているんやもんね。
そんな神秘的で愛おしいことに気づかさせてくれるのが、「和食」かね。
何か凄い!感謝!感動!

「和」=「輪」=「環」

だったら、食は命。自然は命。人々との繋がりも命。愛情豊かに。

時代は変化し続けて、様々な進歩があり様々な形へとメクルメク変化していくのは当然。
しかし、私達がずっと受け継いできた「和の心」「文化、伝統」は忘れてはならない。
「和食」もそう。「茶道」もそう。「武道」もそう。様々な伝統。

例えば、一番身近にあるもの、「お母さんの味」。
それぞれの家庭での「お母さんの味」はずっと受け継がれてきた。
梅干一つにせよ各家庭で味が変わり、味噌汁やお雑煮や煮物や・・・・
やっぱり変わる。

その味は、これからもどんなに最先端なモノが現れようと、受け継がれていくべき温もりのあるモノだと思う。

年々増え続けている自殺者。この問題も、学校教育も、様々な問題も、確かにたくさん問題がありすぎて大変だけれど、これに対する処置法より、大元の原因をたどり完璧な治療をして欲しい。
一つ、食の乱れが社会の乱れにも繋がっていくことを忘れないで。

私達一人ひとりができること、小さな事からでも良いのでやってみよう。
マイ箸をもつ。買い物袋を持つ。足元にあるゴミを拾う。・・・
そして、地域の生産者さん達や周りの大地に感謝しながら、日々の食事を楽しむ。「地産地消」。
日本の伝統食を改めて学ぶことで、多方面で様々な事に感謝でき、その気持ちを次世代へと繋げていけるような気がする。

そんな人達がたくさん増えていけば、日本ももっと元気な社会へと生まれ変われる。そして世界へも良い影響力を与え続けることができるはず。
たった一つのあなたの小さな心がけが、幸せの力になる。

次世代の子供達に、何を残しますか?
PS
吉村剛太郎さんは「易学」も社会に使っていけば良い、とおっしゃっていました☆
お~っ、マクロビオティック!