ウルルンした


1週間に1時間もテレビを観ない(観れない)私ですが、今日は夜のクラスがなかったので21時くらいに帰宅。

久々にテレビを観てると、ある番組が始まった。「46億年の地球の歴史」みたな・・・

アフリカの大自然!

自然の中で自由にノビノビと自然の摂理に従いながら生きている、動物達を見ていると何だか泣けてきました。
これぞ、弱肉強食の世界。しかしながら、まさに生きていくための食物連鎖。とても優しく、とても厳しい大自然の中で自分と闘いながら一生懸命生きていこうとする動物達の勇敢な姿に感動しました!

それから、火山が作ったクレーター。
ここに湖ができ、マサイ族はここに神が宿っていると言う。
何故なら、どんな干ばつがあろうともここには変わらず水が溢れているそうだ。このクレーターや湖を作ってくれた火山は「神」と言っていた。
自分達の力ではどうにもならない出来事がある時は、ここにお祈りに来るそうだ。ここを聖地としてこの地に生を受けた誰もが大切にしているのだ。

これは、「自分達は壮大な自然に生かされている」と自然に感謝しながら誰もが生きている証。

私達人類、動物はどうあがいても自然には勝てないんだなあ。

地球が生まれて46億年。
これまでに、壮絶する様々な出来事により形を変えて今の姿がある。
地球が刻んできた長い長い歴史、その中で生きてきた物、私達人間はほんの小さな生き物にすぎない。ほんのほんの一部。

7億年前、地球は「スノーボール」と言われた時代。
急激に地球は氷となり、それが数千年も続いたという。
ただし、地球の内部は鼓動し少しづつ動いていた。
それが、「火山」。

勢いよく噴火し、氷を溶かした。地球を助けたのは「火山」と思いきやどうやら違うらしい。
地球を助けたのは「二酸化炭素」だそう。火山からでた二酸化炭素によって地球には大気が生まれた。

「大気」・「海」・「火山」の循環によって気温を保ってきたそうだ。
となると、ある程度の二酸化炭素は私達人類にとって重要なんですねー!

火山が作ったクレーター、湖、大気・・・これは私達人間・動物が生命維持するためにとても必要な物。

私達は、水を飲み、空気を吸って呼吸をし、光を浴びて山や海の物を頂く。
私達が子供ならば、地球は母。

「親の心子知らず」にならないようにしなきゃ。

壮大な大自然、そこに聳え立つ樹齢何百年もの木々達はそこにずーっと居ながら、私達がすることなすこといろんな歴史を見てきた。
何も言わず、ただジッと見つめている。

私が経験したことのない戦争もいろんなことや森林伐採なども、ただジッと見つめてきたんだろうな。
もし、どこかでそんな木々や自然と出逢えたなら、自分の両手を木に当てて「昔ここでどんな事があったのか」「どんな事を見てどう思ったのか」問いかけてみたい。
そして、一人間として、「ごめんなさい」と謝りたい。地球をこんなに汚しちゃってごめんなさいと・・・

私達は、絶対に自然には敵わないと思う。
自分達のためだけに便利さや快適さを求めどんなに発展しても、最終的に自然に返らざる終えないだろう。

人間が一番偉いのではない。私達は地球のほんの1部にすぎない。
生かされていることに気づき、感謝が生まれる。当たり前な事だけど
もう1度原点に戻ってみるのって大切だわぁ。

ホントに涙止まらなかった。
今度は自分の目で、自然の神秘を観に行きたいたいな!