映画も時代を物語る


って、何か気取ったタイトルですね。
映画にはその時代に必要な物が描かれていると思うんです。それは、また永久に大事に温められていく。
ちょっと近頃、寂しく冷たい風が漂う日本。
温かい物が必要なんではないっすか?

いやぁ、最近観た映画で久々に号泣してしまったのは、「東京タワー」。
観た方は当たり前じゃん!って思うでしょう・・・

そう、当たり前に感動し号泣してしまった。

観始めて時間が経過すると共に、私は映画の中の主人公になっちゃっていました。(オダギリジョーさんに変身)

このオカンの大きな愛、大きな大きな愛、大地のような強さと、お花のような繊細さ、太陽のような光、時にガラスのように崩れちゃいそうな・・・
私の憧れる女性像です。
まさしく、私の母です。みんなもそうじゃないかな・・・?

そして、このストーリーはオダギリさんが小倉→筑豊→東京と、環境が変化していく。特に上京してからのオカンと息子の様々な出来事、感情、表情に共感しました。
それは、私も18歳から7年間両親と離れていたから。

常に、両親への感謝は忘れていなかったつもりだったけれど、今改めて強く強く感謝できました。
泣きながら観て、涙止まらないまま床へ入り、翌朝は目はパンパンに腫れていた。(変な顔で仕事しました)
でも、私の心はスッゴク晴れていました☆快晴。
朝、起きて「ありがとう」が挨拶になっていました。

何となくレンタルしたこの1本の映画に、とても感謝してる。

「オールウェイズ3丁目の夕日」の時代背景にも、感激だよね。
昭和の時代、昭和の心、何だか熱い物が心の中でフツフツと・・・
それから、もう1度江戸幕府を学ぶのもよかです。